高校2年生の選択科目「生物」では、5月中旬からLED照明による植物栽培実験として、理科室でバジルの人工栽培を行いました。人工栽培で育てると自然光よりも成長が早く、水耕栽培のため根の観察するのにも適しています。無農薬で安全で虫にも食べられず、栄養的にも濃い緑色の葉緑素いっぱいのバジルが、およそ3週間程度で育ちます。
6月7日(火)にLED栽培のバジルを収穫し、バジルソースのパスタ(ジェノベーゼ)を作りました。栄養教諭と生物の平嶋教諭とでバジルの栄養情報の共有化をはかり、バジルには、βカロテンが大量に含まれており、免疫力を高め、抗酸化作用があるといわれ、アンチエイジングに効果があること、また、バジルの香り成分には鎮静作用・リラックス効果のあることや、胃腸の働きを改善する役割もあることなども話されました。
生徒達は、栽培から収穫、料理まで行い、鮮度抜群のバジルの香りを楽しみながらジェノベーゼを味わいました。