1年生の西川結葉さんが、数学の知識を活用した自由研究を行い、第8回『算数・数学の自由研究』作品コンクール（通称MATHコン）で、優秀賞のひとつである「日本数学検定協会賞」を受賞しました。
　日常生活や学校で学んでいるときに感じた疑問について、算数や数学の力を活用して探究し、レポートにまとめるこのコンクール。数学が好きな西川さんは、コロナ禍において、「マスク着用などの感染対策を何もしていなかったら」という疑問を抱き、感染者1人が毎日1人にウイルスをうつした場合について計算し、1ヶ月で日本の人口の約半分（6200万人）に拡大するという研究結果を導きました。また、教室内でソーシャルディスタンスを1mから2mに変えるだけで、感染リスクを減らすことができることなどを報告しました。
　西川さんの研究は、説得力がある点が評価され、研究作品1万1397件の中から見事、「日本数学検定協会賞」に選ばれました。西川さんは、「大変うれしかった」と受賞の喜びを語りました。