2015.10.27
10月22日(木)、23日(金)の両日、高校3年生選択科目「食物」の中で名古屋市中央卸売市場 北部市場の協力による特別授業「食育講座(魚のさばき方)」が行われました。
まずは、名北魚市場株式会社の蔭山先生が解説をまじえながら魚のさばき方を披露。
目の前の魚が手際よくさがかれていく様子を生徒たちはじっと見つめ、きれいに三枚におろされると自然に大きな拍手がわき起こりました。
一人ひとりに「つばす」が1匹ずつ配られると、生徒たちは一気に集中モードへ。
講師の先生のようにはなかなかうまくいかず、身をそぎ落としすぎて食べる部分が少なくなったり、皮が上手に引けなかったりと悪戦苦闘しながらも、真剣に取り組んでくれました。そして、おろした魚はお刺身とづけ丼へ。
もちろん、学校内の秋の草木を取り入れつつ、彩り豊になるよう和食の基本である盛り付けにもこだわります。いかがでしょうか。
その後、名北青果物商業協同組合の加藤先生の秋の野菜・果物についての解説を聞きながら、旬の素材に対して理解を深めた生徒たち。自分たちで苦労して作った料理とデザートに出された旬の柿は格別の味だったようです。
最後に先生から生徒たちに「家庭でもチャレンジしてみること。」「大学の栄養系学部などの学びにもつなげてほしいこと。」がしっかり伝えられました。
生徒たちは、地元の旬の素材、調理の難しさなどたくさんのことを学ぶことができたようです。
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