食育推進センターでは、本学大学生対象に料理初心者でも簡単に自分で料理が作れるように、素材の扱い方、だし汁の取り方、焼く、揚げるなどの基本的な調理方法を学ぶ「食育料理教室」を実施しています。今回は、旬の食材と大豆製品を使った和食・洋食・中華料理を3回にわたって実践しました。第1回は5月28日、第2回を6月25日、第3回を7月2日に行い、34名の学生が参加しました。講師は、椙山女学園大学生活科学部の卒業生で管理栄養士の山本理江（まさえ）氏です。
　第1回は「大豆製品を使った和食の基本」をテーマに、「高野豆腐の玉子とじ」他全4品に挑戦。だし汁で煮て溶き卵でとじた高野豆腐や、白玉粉に豆腐を加えて作ったみたらしなどを作りました。第2回は「大豆製品を使った定番の洋食」をテーマに、「豆腐入りハンバーグ」他全4品に挑戦。よく水切りした豆腐をひき肉や玉ねぎと混ぜ、洋食の人気メニューのハンバーグを作りました。第3回は「大豆製品を使った本格中華」をテーマに、「麻婆豆腐」他全4品に挑戦。豆板醤やてんめん醤を使った中華料理を学びました。
　食育料理教室の参加者からは、「家で料理するときに役立つ情報をたくさん学べた。」「料理に対して関心が高まり、作る機会も増えた。」「同じテーブルで調理したことで学部を越えた友達ができた。」との感想が寄せられました。食育推進センターでは、今後も大学生向けの食育料理教室を継続して行う予定です。