ぺんぎんたいそう
子どもたちは「ぺんぎんたいそう」の絵本がお気に入りなようで、保育者のもとに絵本を持ってきて「ん!ん!」と〝読んでほしい″と仕草で訴える姿や、保育者が「ぺんぎんたいそう」の歌を口ずさむとにっこり笑顔を浮かべてリズムに乗って体を揺らす姿が見られます。


「ぺんぎんたいそう」が大好きなAくんのエピソードを紹介します。ある日、Aくんがペンギンのおもちゃで遊んでいる時に、何かを思いついたように「はっ!」とした表情を浮かべ、急いで絵本棚へ向かいました。Aくんは保育者のもとにぺんぎんたいそう」の絵本を持ってきて「ん!」と指さしました。保育者は「ぺんぎん一緒だね」と言葉をかけると、満足そうにおもちゃと絵本を見比べていました。「ぺんぎんたいそう」の「たいそう」と「えほん」が「いっしょ」だと結びついたすてきな瞬間でした。

