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国際コミュニケーション学部が第1回名古屋SFシンポジウム「SFから世界へ」を開催しました

国際コミュニケーション学部が第1回名古屋SFシンポジウム「SFから世界へ」を開催しました

2014.10.21

国際コミュニケーション学部では平成26年度より「名古屋地区在住の表現者による学生向けのワークショップ」を実施しています。今回はその一環として、SFの翻訳や評論に携わる表現者をお招きし、9月27日(土)に第1回名古屋SFシンポジウム「SFから世界へ」を開催しました。近年、活字や映像などでSFコンテンツが社会に浸透しつつある中、その私たちに与える影響やこれからの可能性についてさまざまな角度から考えるシンポジウムです。これまで関東や関西にはSFに関するイベントがありますが、中部地区ではこのようなイベントは初の開催となります。
 シンポジウムでは中部地区の一般のSF・アニメファンのみならず、関東・関西からも作家、翻訳家、書評家など約80名が参加。2部構成とし、第1部では翻訳家や海外SF・文学ファンによる翻訳SFに関する討議、第2部にアニメやマンガにSF的発想がいかに影響を与えているかについての発表が行われました。
 第1部は翻訳家の中村融氏、大野典宏氏に書評ブロガーの舞狂小鬼氏による「翻訳とSF」パネルで、翻訳をめぐる様々な話題が飛び交いました。翻訳とはただ言葉を置き換えるのではなく、その言葉を通じて作られている世界を別の言語(日本語)で新たに構築する作業であること、その翻訳を読むことがさらにその世界を自分の中で再構築する作業であることなど、翻訳の新たな側面が見えてくる討議となりました。
 第2部は「アニメ漫画の中のSF」と題するパネル。評論家の山川賢一氏による「神なき世界のオデッセイ」は、『まどか☆マギカ』を始めとする日本のアニメコンテンツに共通する構造を論じるもの、新進気鋭のライター片桐翔造氏による日本アニメと小説の影響関係についての論考、また現役大学生伊部智善氏による「モンスター娘」ジャンルの検討など、話題は多岐にわたり、最後は幹細胞生物学者で評論家の八代嘉美氏が全てをまとめ上げられました。
国際コミュニケーション学部では、プロの書き手にアマチュアや学生が絡むという企画を「若い世代の育成につながる試み」として重視し、今後も地域との連携、文化発信の場としてこのようなイベントを積極的に推し進めていく予定です。

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