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国際コミュニケーション学部で多文化主義のカナダから学ぶ公開講座を開催しました。

国際コミュニケーション学部で多文化主義のカナダから学ぶ公開講座を開催しました。

2018.07.02

 多文化主義を掲げるカナダの大学から2人の講師を招き、お二人の専門分野であるカナダの社会、文学、歴史から新たな知見を得る公開講座が6月19日(火)、国際コミュニケーション学部の戸田ゼミの主催で行われました。2つの講座が連続する形式で行われ、2つの講座をあわせて、約200名の学生が聴講に詰めかけました。
 今回は、カナダ・ニューブランズウィック大学のエレン・ローズ教授とセント・トマス大学トニー・トレンブレー教授を招きました。ローズ教授が、社会や教育及ぼすテクノロジーの影響について、またトレンブレー氏はニューブランズウィック州アカディアン(フランス系)作家アントニーン・マイエの作品におけるユーモアとその政治的役割についてお話いただきました。
 ローズ氏は、iPhoneなどのデバイス利用は依存性が高く、私たちの集中力、思考力、学力、生産力を低下させていることを、北米を中心とした研究データを用いて解説。ディスカッションでは、メディア・リテラシーの重要性について議論が繰り広げられました。今日の社会においてテクノロジーに支配されることなく上手く利用していくことが重要であることを指摘し、その具体的な方法をいくつか紹介されました。
 またトンブレー氏は、教育を受けられなかったフランス人入植者のアカディア人が豊かな口承文化を持つようになった歴史的背景を説明。そのアカディア人の力強い機知に富んだフランス語を表現した口承文学であるアントニーン・マイエの作品から、経済格差を再生産する政治・社会を痛烈に批判する手法としてユーモアが効果的に機能していることを説明しました。
 このイベントは、国際コミュニケーション学部の3年生が主体となって運営。英語でのウェルカム・メッセージと講師紹介に始まり、講演内容の通訳に至るまで、担当した学生はわかりやすく自分の言葉で伝える難しさを感じたようです。また聴講した学生は、「カナダ文化のおもしろさに気づいた」、あるいは「授業で学んだ同じ地域の英系の物語と比較しながら聞けて面白かった」などと語り、テクノロジーとの向き合い方やニューブランズウィック州の文学、社会、歴史について学ぶ貴重な機会となりました。