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メディア情報学科専門教育科目「出版文化論」にて特別講義「雑誌をつくるということ」を実施

メディア情報学科専門教育科目「出版文化論」にて特別講義「雑誌をつくるということ」を実施

2018.05.29

 5月22日(火)、メディア情報学科専門教育科目「出版文化論」(担当:脇田泰子教授)で、地域雑誌の編集長も務める国際コミュニケーション学部・小川雅魚教授と執筆者の石井芳典氏を招き、「雑誌をつくるということ」と題した特別講義を行いました。この授業は、出版メディアの発展や社会に与える影響、そしてその文化のすばらしさについて様々な側面から考えることを目指しています。
 小川教授は、2年前に「渥美半島の風」を創刊し、編集長としてここまで3号の陣頭指揮を執ってきました。講義の中では、この地域雑誌の創刊に至った経緯や毎号のテーマの選び方について、地元・渥美半島の文化や風情などを交えながら学生に語りました。
 また、言葉とは貨幣と同様、相手に伝わるべき共通性が必要かつ、信用されるものでなければならないと指摘。よって雑誌作りも、知らない人に価値を見出してもらえるよう、全国的に認知される商品レベルを維持することの重要性を学生に伝えました。
 同じく渥美半島出身の石井氏は、格闘技の修業の後、東京ではスタントマンとして活躍。地元に戻ってからはトマト農家の傍ら潜水漁に挑戦し、魚との格闘技さながらの様子を綴り、「渥美半島の風」創刊号にて執筆者デビューを果たしました。書くときに大切にしている想いとして、たった1文字違うだけでも伝わる内容が異なってくること、映像や音がない活字の世界で読者の想像力をいかに膨らませるかなど、雑誌を含めた本作りの醍醐味を学生は感じることができました。石井氏は執筆に向き合うようになってからの自身の変化を交え、終始、熱い語り口でした。
 創刊号で「潮騒のなかの祝祭」をもって執筆者デビューした八田益之さんが昨年秋、『覚醒せよ、わが身体』を出版し、トライアスロン界に大きな反響を呼んでいます。「渥美半島の風」は文章修業の場でもあるのです。
 受講した学生は、二人の話に想像を膨らませながら熱心に質問をしていました。

「渥美半島の風」創刊号 特集「海に遊ぶ、海に生きる」(平成28年夏)
        第2号 特集「土をつくる、土でつくる」(平成29年春)
        第3号 特集「海をみつめ、風をきくー半島の芸術家たち」(平成29年秋)
        第4号 特集「空」(平成30年夏刊行予定)