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国際コミュニケーション学部が国際文化フォーラム「共有しうる想像力―ゴーストの顕現、あるいはグローバル時代の不可視の可視化」を開催しました

国際コミュニケーション学部が国際文化フォーラム「共有しうる想像力―ゴーストの顕現、あるいはグローバル時代の不可視の可視化」を開催しました

2017.11.28

 11月10日(金)、国際コミュニケーション学部が国際文化フォーラム「共有しうる想像力―ゴーストの顕現、あるいはグローバル時代の不可視の可視化」を開催。学内外から約100名が参加しました。
 このフォーラムは、国際コミュニケーション学部の教育・研究の強みである「学際的アプローチ」の試みとして企画されたもので、多様な文化が共存する社会のなかで見えないものを可視化することにより、想像力がどれほど共有されるのかを考えることをテーマに開催されました。   
 講師には、伊藤信博氏(名古屋大学大学院国際言語文化研究科助教)、ダニエル・ガリモア氏(関西学院大学文学部文学言語学科教授)、マルコ・ソッティ―レ氏(本学国際コミュニケーション学部准教授)が登壇。まず、伊藤氏が「天狗」という表象がどのように人間や草木などと同等の同じ宇宙に存在するようになったか、時代によってどのような想像力が働いたのかについて報告。また、ダニエル・ガリモア氏は坪内逍遥のシェイクスピア翻訳における「幽霊」が文化接触の摩擦と融和においてどのようにとらえられることになったのかについて、『ジュリアス・シーザー』の翻訳を例に具体的に述べました。最後にマルコ・ソッティ―レ氏がバレエ・リュスの作品『春の祭典』において西欧のワイルド・マンの伝統がどのように組み込まれているかの歴史的な考察を紹介しました。
 フォーラムでは、司会である高橋亨本学国際コミュニケーション学部教授が三つの報告をまとめた後、討論を実施。討論には国際コミュニケーション学部の戸田由紀子教授と藤岡阿由未准教授が加わり、藤岡准教授は『星の王子様』の「本当に大切なものは目には見えないんだよ」を逆説的に取り上げ、可視化の重要性について述べたほか、戸田教授はカナダの日系女性作家による「河童」「天狗」に込められた異文化とフェミニズムの視点について触れるなど「グローバル時代の不可視の可視化」をめぐって多岐にわたる議論が展開されました。