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-いのちを預かる仕事に携わる者として-教育学部で遺族と共に考える授業

-いのちを預かる仕事に携わる者として-教育学部で遺族と共に考える授業

2017.06.21

 6月15日(木)、教育学部「生活科の指導法」(担当:林宗弘講師)で、2010年に起きた静岡県内で中学の自然体験学習中に発生した手漕ぎボート転覆事故のご遺族 西野友章氏をゲストスピーカーに迎え、同事故を通して校外学習での安全管理などについて考える授業が行われました。
 この授業は自然観察や学校探検の方法など、児童が目を輝かせて取り組む生活科をどう創り出していくのかを学びます。今回、「校外学習での安全管理を考える」として、西野氏にお話いただきました。
 テーマとしたのは、2010年6月18日に発生した豊橋市内の中学校が実施した静岡県内での自然体験学習において発生した手漕ぎボード訓練中での死亡事故です。授業では、学生たちはこの事故が、"どの時点でどうしていたら、防げたのか"をグループで考え発表しました。発表では学校側の判断、事前準備、外部委託などさまざまな角度から問題点が出され、それに対し西野氏から詳しい状況の説明など、ご意見をいただきました。
 西野氏は「残念なことだが、同じような防くことができるはずの事故が、ニュースを見ると今も繰り返されている」と指摘したうえで「(教員を目指す者として)自分の役割として、このような事故の原因や背景を学んでほしい。そして、学んだことを実際の行動でできる人になってほしい」とし、「目の前の子どもたちはわたしが守るんだという強い心を持って、その思いを言葉と行動で出せる先生になってほしい」と語り掛けられ、学生たちは真剣な表情で西野氏の想いを心に刻んでいました。