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文化情報学科で、尺八西園流宗家岩田西園師を招き、特別講義を行いました

文化情報学科で、尺八西園流宗家岩田西園師を招き、特別講義を行いました

2017.01.20

 1月19日(木)、基幹科目「デジタル・アーカイブ論」(担当:飯塚恵理人教授)で、尺八西園流宗家岩田西園師をゲスト講師にお迎えして尺八の歴史と、尺八の三種類の演奏の特徴、それに応じた録音や映像のビデオ制作の方法について学びました。
 この講義は、三種類ともに演奏を会得され名古屋市芸術祭審査員特別賞受賞されている岩田西園先生に教室で演奏していただくことにより、学生が耳でその違いがあることを聴き分け、アーカイブの実践に役立てることを目的としています。
 今回は、伝統的な虚無僧尺八を演奏して頂き、五線譜で表現される西洋音楽と全く異なる宗教音楽としての虚無僧尺八の特徴と歴史を教えて頂きました。実演として、虚無僧が托鉢の時に、村にいる時に合図として吹く曲と、霧の伊勢湾の様子を描写したとされる霧海じ(むかいじ)、虚無僧尺八の曲として特に大切に扱われ故人を追悼する法要などでも演奏される虚空の三曲の演奏していただきました。大きく分けた場合の三種類は①江戸時代以前からの伝統的な虚無僧尺八の流れを汲む尺八独奏曲本曲、②明治維新期に普化宗が一時廃滅し、尺八が音楽として筝・三絃とともに合奏するようになって出来た三曲合奏、③ラジオやテレビのオープニングテーマやエンディング、殺人の場面の効果として作曲された現代邦楽の三種ですが、録音・録画などアーカイブして解説する上で、必要な知識は演奏の種類により異なります。学生たちは、装飾音の少ない素朴で美しい音色に聴き入っていました。アーカイブの際に有益となる、地元の祭礼行事の音楽の録音や録画について知識を深める貴重な機会となりました。
 岩田先生の演奏は飯塚先生の研究室ホームページからも聴く事ができます