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"はみ出し"記者が語る芸能取材の極意とは!? ~メディア情報学科で特別講義

"はみ出し"記者が語る芸能取材の極意とは!? ~メディア情報学科で特別講義

2015.01.09

1月9日(金)、メディア情報学科専門科目「芸能・スポーツジャーナリズム」(担当:脇田泰子准教授)において、中日新聞放送芸能部記者の長谷義隆編集委員をゲストスピーカーに、特別講義「はみ出し芸能記者の生態について」を行いました。この講義は、市民社会でも、とりわけ高い関心を集める芸能とスポーツの魅力を分かりやすく、また、問題点を逃さずに伝えて行くための取材現場の工夫や、プロとしての仕事のあり方を見極める前提としての背景知識や識別眼を養うことが目的です。
名古屋を中心に芸能取材歴20年以上で、昨年も90本以上の署名入り記事を書いた長谷編集委員は、中京圏で影響力のある中日新聞にはビッグネームの単独取材のオファーも多いが、その道のプロを前にしては取材記者も評価される立場であり、「インタビューのための雰囲気づくりや、実のある話を引き出すための工夫などの力量が問われる」と取材の裏の極意について具体的なエピソードとともに語りました。また、最近執筆した記事をもとに、「劇場などのインフラも、芸能文化を支える注目すべき土壌である」としたうえで、芸能とは華やかなものだけで語れる世界ではない、と指摘しました。
批評家としての専門記者の仕事について、「駆け出しの頃は自分の価値基準を築くため、何百もの舞台や作品を観に行っては、目を養い、耳を肥やす努力をし、マップを作れたと自分で思えるまでは決して批評記事を書かなかった。逆に、人々に知らせた方がいいと判断すれば、多少嫌がられる内容であっても敢えて書く」と、"はみ出し"を自認するに至るまでの研鑽の一端を披露しました。
また、「新聞は後世の検証にさらされるメディアで、記者にはその覚悟と使命感が必要。近年、地域文化史の掘り起しが始まっており、私の記事も後世の批判や検証に耐えうるものにしたい。」と抱負を語りました。存滅不明だった名物茶器「秋野」「妹背山」の発見や、尾張藩主からの拝領の折り畳み茶室の所在について特報するなど、茶道をライフワークとする長谷記者の、文化に対する深い理解と洞察力にふれ、現場志向の高い講義内容でした。

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