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海外取材と女性記者キャリア  ~メディア情報学科で特別講義

海外取材と女性記者キャリア  ~メディア情報学科で特別講義

2014.12.16

12月16日(火)、メディア情報学科専門科目「現代社会とジャーナリズム」(担当:脇田泰子准教授)において、中日新聞社会部記者で前ニューヨーク特派員、長田弘己さんをゲストスピーカーに、「海外取材と女性記者キャリア」と題した特別講義を行いました。
この講義は、多様化する現代市民社会の様々な事象をニュースや論評として報じるジャーナリズムの役割や課題に対する理解を深めることを目的としています。長田記者は今夏まで3年間、ニューヨーク特派員を務め、最も印象に残った取材・執筆記事として、2012年米・コネチカット州ニュータウンの小学校乱射事件と、2013年ボストン・マラソン・ゴール付近での連続爆破テロ事件を挙げました。実際に報じられた紙面を基に、その時、取材現場で遭遇した緊迫のやり取りの一部始終や、米国の銃社会に感じるやりきれない矛盾の実態などについて、率直に語りました。
長田記者は一児の母として、夫ともども家族ぐるみで現地に赴任した経緯についても、保育園に通う息子のキャラ弁作りに励んだエピソードを交え、「一人では無理でも、主人と助け合いながら、仕事と家庭を楽しく両立していける反面、その貴重な家族の時間を削っている以上、仕事には全力で取り組む。」として、ワーキングマザーには周囲の支えと協力が何よりも不可欠であることを強調しました。
また、今後のライフワークにつながり得るテーマとして、「アメリカ人も日本人に負けず劣らず仕事しているが、ワーク・ライフ・バランスという観点からは、アメリカから学ぶことが多い。いつかこのような海外の事例を紹介しながら、日本人に合った新しいワーク・ライフ・バランスを確立できるようなお手伝いがしたい。」と、抱負を語りました。
新聞記者を志した理由や、特派員生活で苦労したこと、記事を書くコツなど、一つ一つの質問に丁寧に答えた最後に、長田記者は学生たちに「とらわれないでほしい。人生は多数決じゃない。周りに合わせて選択肢を狭めるのではなく、責任も伴いつつ、自由に生きていけば人生は楽しくなる。自分の"好き"を大切に、何事にも積極的にチャレンジしてほしい。」とエールを送りました。

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