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文化情報学科の学生たちが金沢市の観光拠点施設をフィールドワーク

文化情報学科の学生たちが金沢市の観光拠点施設をフィールドワーク

2016.07.12

 6月25日(土)、26日(日)の2日間、文化情報学科の阿部純一郎准教授がゼミ生10名とともに、北陸新幹線開通や訪日外国人の増加によって観光ブームに沸く石川県金沢市でフィールドワークを実施しました。
今回の調査は、地域の中で歴史的に受け継がれてきた3つの文化(①茶屋街に代表される歴史的建造物、②金箔などの伝統工芸、③加賀野菜などの食文化)に注目し、急速な観光地化の中で、金沢の町がいかに変化し、それを地元の方々がどのように受け止めているかを調査しました。
 フィールドワーク初日は、金沢の観光情報発信やにぎわい創出事業に取り組んでいる総務省地域力創造アドバイザーで株式会社エイチツーオー代表取締役の加茂谷慎治氏から金沢のまちづくりについてレクチャーを受けたのち、近江町市場やしいのき迎賓館、金沢21世紀美術館、長町武家屋敷跡などを視察し、まち歩きの印象を踏まえて意見交換をしました。2日目は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている主計町・ひがし茶屋街の視察や、代表的な伝統工芸である金箔貼りを体験。その後、古い町家の保存・活用事業に取り組むNPO法人・金澤町家研究会の川上光彦氏にヒアリング調査を行いました。
 参加した学生は、観光客が増えた結果、「かつての趣ある町の雰囲気が失われている」「近江町市場で買物がしづらくなった」などの地元の声が印象深かったとのこと。一方で町を歩いてみると、駅前の中心部にさまざまな歴史文化施設(美術館、博物館、兼六園、金沢城公園など)がコンパクトに集積し、さらにどの施設も広大な土地をとても贅沢に利用している点に、金沢の行政および市民の文化芸術活動に対する理解の深さを感じたようです。
 今回の訪問では、金沢の日常に触れることを目的に築50年の空き家を改装したゲストハウスに宿泊するなど、金沢の懐に深く入り込むことを意識したフィールドワークを実施しました。