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生活環境デザイン学科の学生2名が自助具フォーラム2017で発表

生活環境デザイン学科の学生2名が自助具フォーラム2017で発表

2017.12.14

 11月30日(月)に滋賀県立長寿社会福祉センター(滋賀県草津市)で開催された「自助具フォーラム2017」に生活環境デザイン学科4年の阿部有里さんと梅原愛実さんが参加し、研究発表として作品展示を行いました。
 自助具とは身体などの障害により生活で困難な動作を、可能な限り自分自身で容易に行えるように補助し、快適な生活を送るために工夫された道具のこと。自助具フォーラムはその自助具制作の専門家の発表の場として毎年開催されています。
 今回、二人は片麻痺の方に向けた片手でコンタクトレンズが装着できる自助具(阿部さん)と片手で化粧ができるミニドレッサー(梅原さん)を出品。一般市民や介護職従事者を対象とした福祉イベント「第20回国際福祉健康産業展 ウェルフェア2017」(名古屋市で開催)や第6回介護の日フェア「介護福祉機器展」(岐阜市で開催)で試作品の発表を行い、利用者の声を参考に、作品の改良を進めてきました。
 二人の作品は、道具としての利便性を追求しながらも、色合いなどにこだわるなど、生活を彩るインテリアとしてや、使用者目線に立ったデザインが特徴。若い世代、女性ならでは着眼点の自助具に専門家たちからも高い評価を受けました。こうした視点は「自助具にもデザインを」と伝える指導教官の滝本教授の教えのほか、「当初は障害による不便さについて実感が伴わないことが多かったですが、発表を通して利用者や介護従事者の方の声を聞いたからこそ、見えてくることがありました」(阿部さん)と名古屋・岐阜での発表の経験からも作品に大きな影響を受けたとのことです。
 今回の取り組みを通して、自助具制作に携わる方々の高齢化が進んでおり、福祉デザインの世界にもっと若い世代の力が必要だと感じたと二人は語ります。来春より中学校の家庭科教員となる梅原さんは、「家庭科の授業でも福祉について取り上げるのは少し。もっと関心を持ってもらえるように力になれたら」と抱負を語っていました。