学び発見ガイド

  1. ホーム
  2. 学び発見ガイド
  3. ハンバーガーとコーラを一緒に食べてはいけないのはなぜ?

ハンバーガーとコーラを一緒に
食べてはいけないのはなぜ?

関連ワード
  • 代謝
  • 生活習慣病
  • ファーストフード

  • 1清涼飲料の甘味は、砂糖じゃない!

    ファーストフードのハンバーガーを食べる時、コーラなどの清涼飲料を飲む人は多いでしょう。実は清涼飲料の甘味は、砂糖ではなく、デンプンからつくったHFCS(果糖ブドウ糖液糖)という成分です。HFCSは、砂糖よりも価格が安い上に、甘味も強いので、大量生産の清涼飲料によく使用されています。HFCSは、果糖とブドウ糖からなり、特に果糖は冷やすと甘味が増す特色があり、好まれています。

    NEXT
    2.吸収のブレーキが利かない果糖
  • 2吸収のブレーキが利かない果糖

    ブドウ糖と果糖は、どちらも甘味を感じさせる成分ですが、体内での吸収の仕方はまるで違います。ブドウ糖は、全身に広くいきわたり、同時に肝臓では吸収にブレーキをかけ、コントロールできます。ところが果糖は、肝臓でのブレーキが利かず、大部分が肝臓で吸収されてしまうので、大量にとると中性脂肪に変換されて血液中へ出ていくのです。
    血液に中性脂肪が蓄積すると、動脈などの血管が硬くなり、脳梗塞、心筋梗塞などの重大な病気を引き起こしかねません。そこで大切なのが、中性脂肪に変わる果糖をたくさんとらないようにすることです。砂糖に含まれる果糖の割合は5割ほどですが、HFCSは9割以上になるものもあり、注意が必要です。

    NEXT
    3.ハンバーガーと清涼飲料で、中性脂肪がUP
  • 3ハンバーガーと清涼飲料で、中性脂肪がUP

    実際に、ファーストフードのハンバーガーを食べた時に、一緒に清涼飲料を飲む場合と、飲まない場合とで、中性脂肪の数値を比較してみました。すると清涼飲料を飲まない場合は、6時間後には数値が元に戻るのに対して、清涼飲料を飲んだ場合には、途中から数値が急上昇し、6時間後も下がりませんでした。そこで、もし次の食事でさらにハンバーガーと清涼飲料をとると、上がったままの数値が、さらに上がり続けることになります。
    日本人は欧米人に比べて、体質的に糖・脂質の代謝が悪いと言われています。将来、生活習慣病にならないように、10代からバランスの良い栄養摂取や食習慣を身につけることが大切なのです。

    PREV
    はじめに戻る

  • 1
  • 2
  • 3

興味が湧いたら!
CLICK
管理栄養学、栄養保健学が向いてるかも!

生活科学部 管理栄養学科 教授 内藤 通孝 先生

生活科学部
管理栄養学科 教授
内藤 通孝 先生
病気の治療をするのは医師の役割ですが、栄養面から医学的にアプローチし、予防するのは管理栄養士の役割です。管理栄養士をめざす人は、ぜひ「医療チームの一員だ」という自覚を持ってください。国家試験は、全体の4分の1が医学分野からの出題なので、授業でも解剖学・生理学・病理学などの知識を身につけていきます。
また大学では、管理栄養士の資格取得をめざすと同時に、卒業研究で研究能力を育みますので、将来、研究活動に取り組むこともおすすめします。
この学問が学べるのは…
Scroll
生活科学部管理栄養学科
生活科学部 管理栄養学科