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建築/空間の再生が創り出す
さまざまな可能性

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  • 1空き家だらけの「ニュータウン」

    大都市の郊外に、高度経済成長期につくられた「ニュータウン」では、空き家や空き地が増え社会問題になっています。
    なぜ、こんなことが起こったのでしょうか? まちづくりには「住・買・学・遊・職」の5つの要素が必要とされています。
    しかし、日本のニュータウン/団地は、「職場」から離れた場所に大急ぎでつくられたので、住んでいる人が一斉に歳を取り、若い人たちも住もうと思わない街になったのです。建築業界は、このようにして生じた空き家や、廃校になった小学校などをつくり変え、再生する活動に取り組んでいます。

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    2.よい建物は、長生き!
  • 2よい建物は、長生き!

    建築の再生には、「住宅→住宅」のように機能を変えない「リノベーション」と、「工場→商業施設」のように機能を変える「コンバージョン」があります。世界では、例えば、パリのオルセー美術館のように駅を美術館にしたり、名古屋のトヨタ産業技術記念館のようにレンガ造りの工場を博物館にするなど、さまざまな再生が行われています。
    よい建物をつくれば、大切に用い、愛着がわき、「壊さずに再生して使ってみよう」と考えるのは当然の流れでしょう。
    欧米では、住民自らが建物に手を加えて、住宅の価値を高めようとする文化もあります。
    これまで住宅不足解消のために住宅をつくってきた日本やアジアでも、骨組みを強固にし、壁や間仕切りなどを変更しやすくして、あらかじめ再生しやすい建物をつくる動きが広がっています。

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    3.住むと仕事がついてくる再生団地も
  • 3住むと仕事がついてくる再生団地も

    海外の再生手法としては、屋上に増築して、その新築部分の家賃を得て、下層階の修復にあてる例もあります。
    また、5階建てから3階建てに減築して、空き家を減らし、景観と環境をよくする例もあります。アメリカでは、団地に失業者を受け入れ、空き部屋でコンピュータ技術の教育を行い、就職を斡旋して経済的に自立してから家賃を払ってもらう試みも行われています。建築の再生には、空間の再生だけではなく、環境の再生や、社会経済の再生を同時に行う、という重要な役割もあるのです。

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環境デザイン学、建築学が向いているかも!

生活科学部 生活環境デザイン学科 教授 村上 心 先生

生活科学部
生活環境デザイン学科 教授
村上 心 先生
私のゼミでは、国内はもちろん、タイ・オーストラリア・マレーシア・中国・ドイツ・フランス・デンマーク・アメリカなどの国や大学と共同で、建築や地域の再生に関する研究やデザイン活動を行っています。
これまでの建築は「ないからつくる」の発想で地球環境を破壊してきてしまいましたが、今は「あるけどつくる」「あるものを大切に使う」という発想へと変わってきました。
デザインは、人を幸せにするための活動ですが、人間だけが幸せではいけません。
人と地球が共に幸せになる「持続可能な」デザインを、一緒につくっていきませんか。
この学問が学べるのは…
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生活科学部生活環境デザイン学科
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