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「笑う看護」には、福が来る!?

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  • ユーモア
  • 自然治癒力
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  • 1病院で地酒入りの点滴?

    入院中の患者さんに、いつも配るお茶を「粗茶ですがどうぞ」と出したら? お酒が大好きな患者さんに「今日の点滴は、新潟産の地酒入りですよ」と声をかけたら? これらは、もちろん冗談ですが、気持ちが沈んでいた患者さんも思わず笑顔になるでしょう。人の生死を扱う医療現場にユーモアや冗談は必要ないと思われがちですが、そうではありません。看護におけるユーモアの効果が、注目されつつあります。

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    2.ユーモアの治癒効果ってすごい!
  • 2ユーモアの治癒効果ってすごい!

    ユーモアの効果としては「円滑なコミュニケーションや人間関係が確立できる」「感情の浄化作用を高める」「自然治癒力を高める」などが挙げられます。「笑い療法の父」と呼ばれるカリフォルニア大学医学部のノーマン・カズンズ教授がある実験をしました。愉快な小話を聞く前と、聞いた後の血液沈降速度(炎症反応をみる検査)を調べたところ、小話を聞いた後の方が、炎症反応値が下がっていたのです。また日本でも、落語を聞いた後に炎症を悪化させる物質が減少したという結果や、漫才や漫談を楽しんだ後に、がんへの抵抗力が増すNK細胞値が上昇したという結果が報告されています。

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    3.ユーモアを看護技術に取り入れよう
  • 3ユーモアを看護技術に取り入れよう

    笑いは、とても人間らしい健康的なものです。既存の価値観や常識の枠組みがはずれた時に笑いは起こるので、自分の置かれた状況を客観視し、意味づけを変え、ポジティブな感情を引き出すことができます。また、笑いには「人を楽しませるユーモア」「人を傷つけるユーモア」などがありますが、看護で活用するのは「人を救う、温かいユーモア」でなければなりません。笑いで、まず患者さんが癒やされ、そんな患者さんを見て家族が癒やされ、看護師自身も癒やされます。
    さらに看護師がユーモアを取り入れようと意識することで、患者さんの状況や気持ちに敏感になり、コミュニケーションを振り返る機会も生まれます。看護の技術として、ユーモアを活用する研究が始まっているのです。

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看護学部 看護学科 准教授 宇佐美 久枝 先生

看護学部
看護学科 准教授
宇佐美 久枝 先生
看護には、「正解」というものがありません。同じ病気でも人それぞれ症状や背景などが違うので、まったく同じ看護はあり得ないのです。大変な仕事ですが、それだけ奥深く、長く続けることで自分自身も成長できる達成感のある仕事と言えるでしょう。看護の分野を志望する人は、心と体のバランスがとれていて、人間が好きで、人と関わることが好きだとよいと思います。相手のことを認め、大切にするには、まずは自分のよいところと悪いところを認め、自分に「OK」を出すことができるようになることです。
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