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「観光でまちおこし」、大切なのは
地域の資源を生かす「人」の力

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  • 1古い町並みや自然環境が観光資源になる時代

    古い建物や自然環境を観光資源として活用し、地域の活性化をしようという取り組みが各地で行われています。バブル経済の時代には、お金をかけた建物やきらびやかなアトラクションで人を集めることが多かったのですが、最近では、地域独特の景観やその土地でしか味わえない非日常的な体験に、観光客の関心が集まる傾向があります。
    住民の間で長く受け継がれてきた祭り、昔から愛されてきた伝統工芸や食べ物、珍しい動植物など、地元の素材を生かすことで、地域の魅力が増し、観光スポットとなる可能性を秘めています。

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    2.ストーリーや人との触れ合いが観光客を呼ぶ
  • 2ストーリーや人との触れ合いが観光客を呼ぶ

    そのような資源を活用する際にはその背景や専門的な知識などを、訪れた人に提供し、魅力をアピールする仕掛けも必要です。例えば、祭り本番だけでなく準備段階から観光客に参加してもらえば、祭りに対する地元の人たちの思いやその背景にあるストーリーを伝えることもできます。また、自然環境をアピールする場合には、花や木、生き物の生態を説明するガイドツアーを行えば、眺めるだけで終わりがちな自然散策も違った視点で目に飛び込んできます。さらに、和菓子作りや職人体験のような参加型企画を通じて、地元の人と触れ合う時間は、観光客にとってかけがえのない思い出となるでしょう。

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    3.観光で地域を活性化するカギは「人」の力
  • 3観光で地域を活性化するカギは「人」の力

    観光客をもてなす人が重要なのは言うまでもありませんが、観光客と地域をつなぐコーディネーターが、さらに重要です。仕事や生活に忙しい中で、まちづくりにもエネルギーを割くのは大変なことです。継続できず、一過性のブームで終わってしまう例も少なくありません。地域住民も幸せになり、継続的なまちおこしをしていくためには、地域住民や行政、NPO、企業などがお互いに力を出し合わなければなりません。責任感を持って、いろいろな立場の人と信頼関係をつくり、スムーズに物事を進めていく力を持ったコーディネーター役の存在が不可欠なのです。

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文化情報学部 文化情報学科 准教授 阿部 純一郎 先生

文化情報学部
文化情報学科 准教授
阿部 純一郎 先生
椙山女学園大学のある中部地方には、観光資源を掘り起こすことで、まちおこしに取り組んでいる地域がたくさんあります。文化情報学部では、学びの一環として、伝統的なお祭りや古い町並みを生かした、まちづくりに取り組む愛知県犬山市の人たちと協力してイベントを行ったり、企画を提案したりしています。また、世界自然遺産の小笠原諸島に出かけて、環境保全とエコツーリズムについて考える、社会学的なフィールドワークも行っています。旅行やまちづくりに興味があれば、あなたもぜひ一緒に学んで、企画づくりに挑戦してみてください。
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文化情報学部文化情報学科
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