ブックタイトル生活科学研究科_履修の手引き2016

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概要

生活科学研究科_履修の手引き2016

沿革・概要 椙山女学園の創設者椙山正弌は、1962(昭和37)年、星が丘キャンパスへの大学移転竣工式において、次のように述べている。「家政学を通して、一面には科学の蘊蓄を究めると同時に、一面には人間として常識に富み、清く正しく美しい、しかも温かい情操豊かな人格を養って、他日家庭人として、また社会人としても、幸福な人生を送られることを期待しているものであります。……人多き人の中にも人はなし、人となれ人、人となせ人というのがありますが、人間完成こそ、これ学園建学の精神であり、学校教育終局の目的であります。“諸君よ、人間になろう”」 この「人間になろう」という教育理念に基づき、椙山女学園は1905(明治38)年の創設以来、女性がより高度な教育を受ける機会を開き、積極的に文化の創造と人類福祉に貢献することを目標に掲げて努力を続けてきた。1949(昭和24)年には、現在の生活科学部の基礎となる、中部地方初の家政系大学を発足させた。1972(昭和47)年には文学部を、1987(昭和62)年には人間関係学部を設置した。このように教育、研究領域を拡大するとともに、複雑化する社会、経済構造のなかで学術が急速に高度化、学際化していることに対応し、関連する専門学術の領域において指導的役割を果たす人材を育成するために、1977(昭和52)年、家政学部(現生活科学部)を基礎として、食物学専攻と被服学専攻からなる大学院家政学研究科修士課程を、中部地方で最初の家政系大学院として開設した。1999(平成11)年には、これを食品栄養科学専攻と生活環境学専攻からなる生活科学研究科に拡充・改組した。一方、人間関係学部も、その広範な学問領域を背景にして、2000(平成12)年には、わが国初の人間関係学部を基礎とした大学院人間関係学研究科を設置し、椙山女学園大学大学院は複数の研究科をもつ大学院に発展した。さらに、2002(平成14)年には社会の変化に伴って生じる、より高度な問題に対処するため、生活科学研究科に人間生活科学専攻博士後期過程を、中部地方初の生活科学系大学院博士後期課程として設置した。このように、椙山女学園は常に「女性により高い教育を」という目標を達成しようと邁進してきた。 本学園では、その建学の精神を基礎として、学問研究の目的を人類の安全、福祉、繁栄のため、つまり人間そのものの幸せを指向するものとしている。しかし、今日の世界では、一部の学術研究の成果が人類の生存そのものを脅かしていることも否定できない。このような結果を招くことは、学術研究が本来目的とするところではない。こうした観点に立って、本大学院では、生活科学研究は人類社会と調和した関係を保ちながら人類社会の発展と幸福を追求し、その豊かな未来を拓くという本来の学術研究の原点に立ち返り、人間生活の向上発展に貢献する能力を開発させることを目標にしている。● 修士課程食品栄養科学専攻 人の健康において、幸せな生活の糧である食品の科学、および栄養とのかかわりについて、深い知識と高度な技術を身につけた人材を養成するのが食品栄養科学専攻の使命である。食品化学・食品機能学・食品安全学・生化学・栄養化学・臨床栄養学・栄養保健学・給食経営管理学・栄養教育学の研究室のうち、Ⅰ 生活科学研究科の沿革・概要-2 -