CAREER GUIDE BOOK 2019 - Sugiyama Jogakuen University
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56PART 3企業へのアプローチ4【志望動機】失敗例からのケーススタディ(1)「企業ではなく職種の志望動機になっているエントリーシート」     志望動機は「企業研究の成果」を伝える場志望動機をまとめる上で、最も陥りやすいケースです。その企業ではなく、業種や職種の志望動機に留まっているのです。これでは「他の百貨店でも良いんじゃないの?」と思われてしまうでしょう。志望動機は企業研究の成果を伝える場でもあります。「その企業が他社とどう違うのか」「何が強みなのか」をしっかり研究し、志望動機に盛り込むことが大切です。     単なる憧れだけではないことを伝えるまた「バイヤーになりたい」という思いを伝えるために、バイヤーという仕事の素晴らしさを語ったところで、採用担当者にとっては十分に理解している内容です。どういうきっかけで興味を持ったのか、どんなバイヤーになりたいのか、そのために何をすべきと考えているのかなど、単なる憧れだけではないことを伝えなければなりません。POINTPOINTNGPOINT● バイヤーという職種の志望動機になっており、企業の志望動機になっていない● バイヤーという職種の説明をする必要はない● アルバイトでの経験が通用するかのような自信過剰気味の表現 私は貴社でバイヤーの仕事がしたいと思い志望しました。どれだけ接客が良くても、仕入れた商品が良くなければお客様に喜んでいただけません。 バイヤーは店舗の特性や時代のニーズなど、様々な背景を考えてお客様に商品を届けます。百貨店にいらっしゃるお客様は幅広く、求められる商品も多種多様です。私はそのような環境の中で、難しくもやりがいのあるバイヤーという仕事で、お客様に喜びを届けたいと思っています。私は大学3年生まで、紳士服店のアルバイトで仕入れ業務や販売を経験し、どの時期にどの商品を仕入れるべきか試行錯誤してきました。貴社に入社したら、その経験を活かすことができればと考えています。BEFORE 私は貴社でバイヤーの仕事がしたいと思い志望しました。私は紳士服店でのアルバイトで仕入れ業務や販売を担当し、その経験からバイヤーという仕事に興味を持ちました。やるからには幅広い分野を経験したいと思い、百貨店を志望しています。貴社は百貨店業界において特徴あるマーチャンダイジングで売上ナンバー1であり、お客様のご意見やご要望を常にスピーディーに取り入れる工夫をされています。私はそのような自分を高められる環境で、持ち前の「イメージや想像を具体化する」という強みを十二分に活かしたいと思っています。まずは、販売現場でお客様の声を直接聞くところからスタートし、将来的にはバイヤーとして活躍したいと考えています。AFTER● アルバイトの経験を「きっかけ」という扱いに留めている● その企業でなければならない理由が書かれている● 入社後のステップアップについて具体的なイメージが描かれているOKPOINT

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