CAREER GUIDE BOOK 2019 - Sugiyama Jogakuen University
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5【自己PR】失敗例からのケーススタディ(2)「抽象的で、何をしたのかが伝わらないエントリーシート」     多くの事柄を盛り込みたい場合によくある失敗例良くないエントリーシートに最もよくあるケースと言っても過言ではありません。せっかく頑張ったエピソードなのに、抽象的な表現ばかりでは「結局どんなことをしたの?」と思われるだけ。文字制限内で多くの事柄を盛り込みたいのは分かりますが、それでは伝えたいことがぼやけてしまいます。企業が最も知りたいことは具体的な内容なので、伝えたいことを絞って具体的な表現で伝えることが大切です。     課題解決方法を具体的に書くことが何よりも重要ではどうするべきか。具体的な内容を文字制限内で表現するために、まずはアピールするポイントを絞りましょう。ここでは、「リーダーとしてメンバーを引っ張った」というエピソードは全てカットして「飲食店への交渉」のみに。結果を数字で表すことができるので、アピールしやすい内容です。カットしたことにより文字数に余裕ができたので、具体的な内容を盛り込めます。ポイントとしては、「成果が出るまでの課題解決方法を具体的に書く」こと。社会に出ると、次から次へと困難や課題に直面します。これらをどう乗り越えるか(=課題解決能力)が業績を左右するため、そのような視点で採用担当者が学生を見ているのです。POINTPOINT54PART 3企業へのアプローチ 大学の英会話サークルで飲食店を絡めた企画を立ち上げたとき、私はお店との交渉担当リーダーとして参加店舗を集める役割になりました。目標を達成するために何度もお店に足を運び、ときには客としてお店を利用するなど、様々な対策を行いました。さらに、リーダーとして各メンバーの意見を聞き、定期的にミーティングを開くなど、モチベーションアップにも努めました。メンバー同士の意見が対立するときは、常に客観的に「どうすれば達成できるのか」という視点で案を出し、みんなの納得を得ることができました。最終的に、目標を超える数のお店に参加してもらうことができました。このようなリーダーシップを発揮して、社会で活躍していきたいと考えています。● 強みを冒頭で伝えていない● 抽象的な表現で強みが伝わらない● いろいろなことを詰め込もうとしすぎている● 「~ました」という同じ文末を多用しているNGPOINTBEFORE 私の強みは、粘り強く努力するところです。大学の英会話サークルで地元商店街の協力を仰ぎ「3日間限定!外国人の方は飲食代半額!」というイベントを催したときのこと。私は飲食店の方々との交渉担当リーダーとして、30店舗中で8割の24店舗の参加を目標にしたのですが、賛同してもらえたお店は当初半分にも満たず。私は断られたお店に何度も足を運び、客としてもお店を利用するようにしました。また、積極的に外国人留学生も連れて行くことで、外国人と触れ合う楽しさや意義をお店の方にも感じてもらうようにしました。粘り強く訪問した結果、次第にお店の方との距離も近付き、目標を超える27店舗が参加。当日は多くの外国人で商店街を賑わせることができ、大成功でした。● 強みを冒頭で伝えている● 数字を使って具体的に書いている● 伝えたいことを一つに絞っており分かりやすい(全体を通して)OKPOINTAFTER

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