学部・大学院

伊藤信博 日本文化史

絵画資料から歴史を紐解く

説話や御伽草子の研究を行っています。絵を伴った文学研究が中心です。ゼミには、そのような絵巻・絵物語が成立した15~17世紀に興味がある人が集まっています。ところで、この時代の文学は新しい装いで、江戸、明治と生まれ変わっています。例えば、絵巻などは、絵本やマンガ、アニメの原型でもあるのです。したがって、日本文化の源流を知り、過去だけでなく、現代への理解もより深まる研究なのです。そのために、ただ作品を読解するだけでなく、作品が成立する社会環境や歴史、文化への理解や分析力を深める学びを実践しています。
伊藤信博 教授 プロフィール
フランスで学んだ後、名古屋大学文学研究科で博士号を取得しています。文化史や思想史、中世史、特に室町史が専門分野です。しかし、テレビなどのメディアでは、食物や植物の研究者として認知されています。野菜や果物を描く伊藤若冲の作品研究をしたからです。お餅や納豆などの発祥などもよくメディアに尋ねられます。ところが、文科省のネットデータでは、室町文学、伝承文化、絵巻絵本、日本文化論の研究者と紹介されています。飲食物を主題にした絵巻、植物や虫などの擬人化作品、異類物の研究が、最近では中心になっているからです。
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