椙山女学園 大学

学部・研究科

卒業生の声

努力して得た知識と大切な仲間はかけがえのない宝物。

呼吸器内科に勤務し、肺炎や肺がんの患者さんの看護にあたっています。看護師は命を預かる仕事であり、ほんの少しの気の緩みが患者さんとの信頼関係に影響するだけでなく、生命にも関わってきます。そのため相手の話をしっかりと聞き、状態に変化がないか観察しつつ、適切な方法で安全にケアを行えるよう気を配っています。今はまだ一つひとつの仕事を丁寧に、間違いなく行うことで精一杯ですが、先輩と相談しながら患者さんが望む環境を実現できるよう努力を重ねています。その結果患者さんの苦痛が緩和されたり、「ありがとう」の言葉を聞けたときは、頑張ってよかったと心から思います。成人領域の看護に興味があったため、大学時代は関連する分野の授業を特に熱心に受講しました。グループワークでは自分と異なる視点があることを学び、患者さんのためにより良いケアを考えるきっかけになったと思います。椙山には充実した図書館や施設、多様な経験ができる実習先が用意されており、落ち着いて勉強できる空間がありました。学んだ知識はすべて仕事に生きており、教科書や授業のプリントは大切に保管してときどき見返しています。今は、大学で学修した知識や基本技術に現場業務で得た知見を加え、看護師スキルを更新する毎日です。尊敬できる先生や大切な友人たちと出会えたことも大きく、卒業した今でもそのつながりは私にとってかけがえのないものになっています。

夢を後押ししてくれた大学生活が養護教諭である自分の原点。

養護教諭の1日は、登校してくる児童一人ひとりの観察から始まります。その後は学校内を巡回して欠席者を把握すると同時に、授業中の様子を確認。他にも来室者の対応と事務仕事、感染症の情報収集、食物アレルギーへの対応など、子どもたちが安全に過ごせるようさまざまな業務をこなしています。視力検査など保健行事がある日はさらに多忙となります。しかし私たち養護教諭は子どもたちにとって気軽に話しかけられる存在で、それだけ子どもの成長に寄り添える職業だと思います。保健室によく来ていた児童が、次の学期には教室で元気に過ごせるようになるのを見るのはうれしいもの。その力になれるよう、保健室から教室へ送り出すときは「行ってらっしゃい」「無理しないで頑張って」と一声かけ、「ちゃんと見て応援しているよ」というメッセージを伝えるようにしています。保健室を訪れる子どもの話しを聞き身体的な観察をするときは、フィジカルアセスメント演習で学修した知識が役立っています。また看護臨地実習では強い精神力を養うことができ、養護実習ではお手本となる「保健室の先生」から多くのことを学びました。4年次の夏休みは卒論と採用試験対策、国家試験の勉強、病院実習と勉強漬けでしたが、あのとき学んだことは今につながっていると信じています。小学校から抱いていた養護教諭への夢を後押ししてくれた大学には、今でも感謝しています。

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