学部・大学院

概要

教育研究の特色

徹底したスーパーヴィジョン

スーパーヴィジョンとは、心理的援助においてセラピストが自分の担当事例(ケース)についてスーパーヴァイザーに報告し、適切な方向づけを得るための指導を受けることです。大学院生は、併設する臨床心理相談室や学外の施設で実際にケースを担当し、臨床経験を積むことになりますが、担当するケースごとに専任教員(スーパーヴァイザー)によるスーパーヴィジョンを受けるシステムをとっています。スーパーヴィジョンは授業の一環として組み込まれ、適切な指導で知識と実践を融合させるように工夫されています。

多様な臨床実践の機会

臨床心理相談室では2018年に2518件の面接をしており、幼児期から老年期まで、実績や経験に応じて、さまざまなケースを担当する機会が与えられます。また、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の5分野において院生1人につき2ヶ所以上の学外実習先が用意され、多様な臨床経験を積むことができるようになっています。

充実した臨床スタッフ

専任教員のうち9人が公認心理師および臨床心理士の資格を持っています。また、臨床心理相談室には公認心理師・臨床心理士資格を持つ経験豊富な臨床スタッフが揃っています。さまざまな立場や経歴の公認心理師・臨床心理士に、授業やケース会議、スーパーヴィジョンなどを通してじっくり指導を受けることができ、偏った臨床観に陥る危険性を少なくするよう考慮されています。

女性として、臨床家として

女子大の公認心理師・臨床心理士養成の大学院の数はそう多くありません。しかし、女性がこころの専門家をめざして学び、臨床現場でこころのケアにあたることには意義があります。性差を特別に強調することではなく「女性として」「女性ならでは」の臨床実践の機会と必要性は確実に増加しているからです。本研究科では女性のこころの専門家養成を目指しています。

人材育成の方針

高度専門職業人の養成
公認心理師 「国民の心の健康の保持増進」に寄与することを目的とし、保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働の5分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって業務を行う公認心理師(国家資格)を養成する。
臨床心理士 臨床心理学など心理学の知識や諸技法を生かして、こころの問題にかかわる専門家として、医療・福祉、教育、司法、産業などの領域で活躍することができる臨床心理士(日本臨床心理士資格認定協会による認定資格)を養成する。
研究者の養成
臨床心理学における優れた研究能力を有する人材を育成する。

履修モデル

「公認心理師」と「臨床心理士」の養成
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