学部・大学院

概要

教育研究の特色

子どもの危機に対処しうる教育者の養成

現在、日本の学校では、いじめ、不登校、学級崩壊、校内暴力、非行などの病理現象が深刻化しています。これらの病理現象克服のために、ゆとりの教育、偏差値教育の再考、学校週5日制、総合的な学習の時間、スクール・カウンセラーなどがどれほど有効であるかを考察します。また、さまざまな教育病理にひるむことなく立ち向かい、子どもにとって最適の学校、家庭、地域環境の構築に寄与しうる、教科教育の専門家にとどまらない教育者の養成をめざします。すでに公立中学校の専任の心理相談員として活躍している修了生もいます。

現職教員の研修の場として貢献

現職の専任の教員、非常勤の教員が、より充実した授業、生活指導、進路指導の方策を研究するために教育学領域の授業を受けています。授業での現職教員と研究者としての大学院教員との真剣な討論から、将来教員をめざす大学院生は多くのことを学ぶことができます。

生涯学習の指導者の養成

生涯学習は、学習者自身が自分づくりとまちづくり(地域形成)に努める学習を意味します。これに関しては、自ら生涯にわたって学んでいく方策を、公民館の住民本位の生涯学習計画づくりの実際的事例の調査研究と、その見取り図を描いた文献研究とによって研究していきます。将来の地方公共団体やボランティア活動における生涯学習指導者の養成をめざします。

保育・幼児教育の専門家の養成

乳幼児の発達段階に即した指導の方法、家庭のしつけ、地域の子育て、遊びの教育的役割等について、実態調査と国内外の文献研究によって究明し、幼児教育の指導者の養成をめざします。

人材育成の方針

高度専門職業人の養成
専修教員 中学校・高等学校の専修免許状(中学校「社会」、高等学校「地理歴史」「公民」)を有する教員を養成する(一種免許状を取得していることを条件とします)。
現職教員のキャリア・アップ 教科教育、生活指導のほか、学校教育の各分野で指導力を発揮し、学校教育の充実発展に寄与することができる教育者を養成する。
教育相談・生活指導の担当者 生徒のさまざまな問題行動や病理現象等に専門的立場から適切に対処することができる教育相談や生活指導の担当者を養成する。
生涯学習の指導者 地方公共団体、公民館、あるいは地域のボランティア活動等の場において、地域住民の生涯学習を支援することができる人材、生涯学習・生涯教育の指導者を育成する。
子育て支援の指導者 地方公共団体、地域子育て支援センター、家庭等の場において、乳幼児の発達段階に即した指導の方法、家庭のしつけ、遊び等について専門的立場から指導・助言することができる人材、子育て支援の指導者を育成する。
研究者の養成
教育学分野における優れた研究能力を有する人材を育成する。

履修モデル

学校、社会における人間形成の専門家の養成
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