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アフリカン現代アート「ティンガティンガ」の制作を体験しました

アフリカン現代アート「ティンガティンガ」の制作を体験しました

2017.05.22

 5月18日(木)、椙山女学園大学附属小学校に、アフリカン現代アート「ティンガティンガ」の作品が贈呈されました。当日は、ティンガティンガ作品を日本に広め、タンザニアの人々の生活改善に努める島岡由美子氏と、ティンガティンガアーティストのムテコ氏が来校し、贈呈式が行われました。
 作品寄贈と引き続き行われたアート体験は、本校の国際理解教育の一環として行われたもので、遠くアフリカの国を知り、自分たちとは違う言葉や芸術を体験することを目的としています。
 今年で5回目となる本校へのティンガティンガ作品の寄贈。児童たちは、お礼に富士山をイメージして制作したちぎり絵と花束、オリジナル文房具の「椙ニコちゃん鉛筆」をプレゼントし、全員で「アサンテ・サーナ!(ありがとう!)」とスワヒリ語で感謝の気持ちを伝えました。この作品と鉛筆は、島岡氏によってタンザニアの小学校の子どもたちに届けられ、子どもたち同士の交流につながっています。
 贈呈式に続くアート体験では、4年生の児童がティンガティンガアートを制作しました。6色の色を重ねて描く特徴的な技法を学びながら、ライオンの絵に色を塗りました。児童たちは、背景をすべて塗り潰してからライオン部分に色を重ねる点に驚きながらも、好きな色や模様を加えてライオンを描き、山や鳥、雲を描き加えるなど、自由な発想でティンガティンガアートを体感しました。
※ティンガティンガとは、タンザニアが発祥のアフリカを代表する絵画スタイルです。