おのれ書の師範（先生）の方々に来ていただき、おのれ書に取り組みました。おのれ書に取り組むのは、昨年度に引き続き２年目です。
はじめに、筆ペンで文字の書き方を練習しました。次に、１０枚程のお手本や先生が書くのを見て、書くことを決め、練習の紙に書いてみました。少し書き方に慣れたところで、はがきに書きました。子どもたちの書いた言葉には、「夏休み」「アイスでひんやり」「おいしいがいっぱいの夏」など、夏にちなんだ言葉が多かったです。言葉を書いたあとは、筆で絵も描き、色鉛筆で色もぬりました。最後に自分の名前の落款を書いて、作品を完成させました。
作品づくりの後には、グループごとで一人ずつ作品を紹介し合い、感想も発表し合いました。子どもたちの感想には、「少し難しかったけど、楽しかった。」「書写や絵は苦手だけど、おのれ書はきれいに書くのではなく、自分の思った通りに自由に書けるので楽しく取り組めた。」など、おのれ書に取り組む楽しさに気付いた感想が、多く聞かれました。一人ずつ３枚の作品を完成させましたが、１時間半程の作業の間、どの子も集中して取り組み続けることができた姿から、おのれ書の魅力の大きさが伝わってきました。