「ダンゴムシいるかな？」と期待に胸を膨らませながら、帽子を被ったり、靴下や靴を履いたり身支度を張り切るみかん組の子ども達です。

園庭に出ると、花壇やプランター下など今まで発見してきた場所を探し始めます。最初にダンゴムシを見つけた子の「いたよー！」の声に一斉に集まり、ベンチの上を動く様子をじーっと見つめ、観察を楽しみました。　

ダンゴムシがベンチの溝を這いながら端に近づくと、「落ちちゃう！」と、砂場にシャベルやバケツを取りに行き、受け止めてあげようとする子もいました。ところが虫はなかなか落ちてきません...ベンチの下を覗くと裏側に逆さまに這うダンゴムシを発見。かがみながら不思議そうに見る子ども達でした。

まだダンゴムシを直接触ることを怖がる子もいますが、実際に手の上にのせ這っていく時のくすぐったい感覚を楽しむ子も増えてきました。

最近は園庭のみかん等の小さな実や、ぶどう組の子が育てている野菜が実っているのを発見し、嬉しそうに知らせてくれます。これからもっと大きくなることを伝えると、採りたい気持ちをぐっと我慢。これから育っていく様子を子ども達と一緒に楽しみたいと思います。