3月、ある日の朝の一場面の様子です。

一人の子がハンカチで顔を隠して取った瞬間に「いないないばぁ！」と言い見せてくれました。

その様子を見ていた二人は、顔を見合わせ笑い合っていました。別の子がハンカチを手に取り同じように顔を隠し「いないないばぁ！」をすると気持ちがつながった三人は大笑いをする楽しい場面が見られました。この様子を何度も繰り返していました。

その後・・・ハンカチで段ボールの車を拭きはじめました。

保育士が「お掃除してるの？」と聞くと「ごしごし、きれいきれい」と真剣な顔で・・・

「先生もお掃除しようかな？」とハンカチで壁を拭く仕草を見せると見ていた子たちもハンカチを手に取り拭く場所を考えながら掃除をはじめました。

「ふきふき」となんだか楽しそう♬

真剣に壁を拭いていると隣の子とぶつかってしまいました。顔を見つめて心配そう・・・

友達を思いやる気持ちが芽生えてきました。

掃除が終わった子たちは、人形を持ってきてハンカチを布団に見立てて「ねんね～」「とんとん」などと言葉にしながらハンカチがシワにならないように丁寧に何度も布団をかけている姿を見て毎日の保護者の方の姿を見ているんだな・・・っと愛を感じました♡

この一年、子ども達が経験したことや感じたことを表現する楽しさ、喜びがこの日のように楽しい遊びに広がることに嬉しく感じました。