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アザラシのお話

11月30日(水)に、動物写真家である小原玲氏によるお話会を遊戯室で行いました。

小原氏は、3人のお子さんが椙山幼稚園を卒園したお父さんでもあります。

初めに、大柄なご自分の容姿をネタに、「アザラシやマナティを撮っていたからこんなに大きくなりました。大きくなりすぎたので、小さくなろうとホタルを撮り始めましたが、小さくなれませんでした・・・。」という自己紹介に、子どもたちや参加されたお母さん方から笑いが起こり和やかな雰囲気の元、お話会がスタートしました。

動物を撮り始める前は、戦場カメラマンだったけれど、自分もつらくなって、アザラシとの出会いをきっかけにみんなに喜んでもらえる動物専門の写真家になられたということでした。戦場で撮影された実際の写真をみて、子どもたちも一瞬凍りついた表情になったり、可哀そう・・・とつぶやく子もいました。

その後、アザラシのかわいい表情がスクリーンに映し出され、子どもたちも一遍「かわいい~~~」と大喜び。そして、小原ワールドでかわいい写真を見ながら、楽しいエピソードやアザラシの赤ちゃんが生まれてから母アザラシとの別れと、赤ちゃんのその後について話を聞きました。

①アザラシは生まれてすぐお母さんと匂いを嗅ぎ合うけれど何故? A.目が見えないから匂いを確認するため

目が見えないので、撮影のため流氷に横たわってカメラを向けていると、くんくんしながら本当に寄ってくるそうです。そのため、アザラシの鼻 息でレンズがくもってしまった写真があり、見た瞬間大爆笑がおこりました。

②アザラシの赤ちゃんは一日に何キロ増える?                       A.2キロ

生まれた時は10キロくらいだそうです。

③アザラシは生まれてどのくらいで母親と別れる?                      A.2週間

母親は、2週間の間一度も食事をとらずに育児をするそうです。2週間でおっぱいをあげて、泳ぎを少し教えて北の海へオスと帰って行くそうです。子どもはその後、他の赤ちゃんたちと一緒に過ごして成長していくそうです。2週間でお母さんと離れるという事実に子どもたちは絶句していました。

以上のようなアザラシの生活の話のあと、流氷の話になりました。15年ほど前の果てしなく続く流氷の大きさと、現在の切れ切れになっている流氷の写真を比べて見せていただき、子どもたちはあまりにも氷の変化に「え~~」と驚きの声があがりました。これが「地球温暖化なんだ」、とあらためて実感できたように思いました。アザラシの住むところがなくなる。アザラシがたくさん死んでいく。そうすると、アザラシの数は急激には減らないけれど、アザラシの赤ちゃんを餌にする白熊が絶滅の危機に面している。という話に子どもたちも「大変」と感じたのではないでしょうか。

地球を守るために、みんなは、「まず自然でたくさん遊んで、自然を大好きになってね。」「自然が大好きになると大切にしなくてはしけないと思えるようになる。」ということです。「椙山幼稚園は、(他の園には少ない)自然に恵まれた所なので、いっぱい遊んでね。」と結んでくださいました。

最後に、実際に小原さんが撮影の際に着ている防寒靴と防寒服を着る体験をさせてもらい大喜びでした。

P.S. すぎのこえほんとしょかんに小原氏の絵本がありますので、是非ご覧ください。

「ころころころりん」  「流氷の物語~アザラシの赤ちゃん」  「蛍」

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とっても大きくて暖かいよ)^o^( この表情、たまらない(*^。^*)