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本校で椙山女学園大学現代マネジメント学部生が「消費者教育」の授業を実施

本校で椙山女学園大学現代マネジメント学部生が「消費者教育」の授業を実施

2016.09.28

 9月12日(月)~14日(水)の3日間、椙山女学園大学現代マネジメント学部東珠実教授のゼミ生が、本校1年生の家庭科で、「消費者教育」の特別授業を行いました。この授業は、名古屋市「大学等への消費者教育・啓発委託」事業の一環として実施され、消費者のひとりとして中学生が消費生活のしくみを理解し、トラブルに巻き込まれない態度を身につけることを目的としています。
 学生たちは、教員役3人と授業補助役7人が交代で計7回の授業を担当し、「契約と消費生活のトラブル」をテーマに授業を行いました。
 はじめに、これまでのゼミ生が名古屋市の委託事業で制作したwebサイト「CONSUMER TOWN」を使用して、トラブルに巻き込まれやすいかをチェック。続いて、商品やサービスの購入に伴う契約の重要性や契約が守られない悪質商法といった消費生活トラブルの代表例を紹介しました。最後には、スマートフォンの無料通話アプリに関したトラブルに遭遇する中学生の事例を動画で紹介するなど、生徒に消費者問題を身近に感じてもらえるようさまざまな工夫とともに授業を展開しました。
 教師役を担当した学生からは、「教えるには自分の理解がより深いものでなければいけないことがわかった」、「人前で教えるということが、言葉の選び方や話し方を考える機会となった」など、今回の貴重な体験から多くを学んだという感想がありました。このほか「資料作成や動画選び、カード作成などに、これほどたくさんの時間をかけていることがわかった」、「映像、クイズなどを用いて私たちにしかできない方法で授業ができてよかった」、「生徒から『時間が経つのが早かった』『すごく楽しかった』いう言葉をもらい、とても嬉しかった」など、多くの学生たちが事前準備の苦労や大切さを実感したり、それらの努力が報われたことによる達成感を味わいました。
 今後も、同じ学園内でこのような交流が図られ、大学生にとっても、中学生にとっても、貴重な学びの機会となることが期待されます。