7月21日（日）から8月4日（日）までの2週間、オーストラリアのブリスベンにあるLourdes Hill Collegeで語学研修が行われ、本校の中学2年生から高校2年生までの希望者26名が参加しました。
　研修中は本校と現地の生徒が1名ずつペアとなり、英語に触れるため授業やランチを共に過ごします。また、日本にはない習慣に触れられるのも海外研修の醍醐味であり、その一つが午前中の授業の間に設けられている「モーニングティー」というおやつタイムです。これは生徒や教師が家から持ってきたお菓子やケーキを食べながら楽しくひと時を過ごすもので、オーストラリアらしい甘いお菓子に驚きながらも、参加者からは「日本にもモーニングティーがあるといい」と多くの感想が聞かれました。
　また、本校の生徒が日本文化を紹介する授業もあり、浴衣の着付けや書道などのさまざまな伝統文化を現地の生徒に体験してもらいました。この活動は、本校の生徒にとっても日本の素晴らしさを改めて学ぶ良い機会にもなります。
　研修を通じて本校の生徒たちは、国をこえた友情を育むなど、語学だけではないさまざまなことを経験することができました。今回は本校の中学生と高校生が一緒に取り組んだことから、学年をこえた結束が生まれたことも大きな喜びのひとつであり、今後の学校生活、集団生活に生きてくると思います。中学生、高校生という多感な時期にさまざまな経験を積むことは、彼女たちのこれからの人生における大きな糧となるでしょう。