2017.03.17
3月16日(木)、椙山女学園中学校第70回卒業式を挙行しました。
この日、卒業を迎えた226名が保護者や在校生、教職員が見守るなか、会場となった和風館(体育館)に入場。金剛鐘の奏鳴で開式し、学園歌斉唱に続き、卒業証書授与が行われました。大森校長による式辞では、「戦後、大きく変わったことは、命を生き抜く大切さと、命の多様な形を認めるということです。一人ひとりの命を大切にすることがそれぞれの命や多様性が守られるという考えが、広く認められました。しかし、今の社会は、この思想が定着しているとは考えにくいです。『人間になろう』という優しい呼びかけを教育理念として、金剛鐘の澄んだ音色を毎朝心に響かせ、授業や課外活動を通して、しっかり学んできたみなさんには、今後も大切なかけがえのない命についての深い理解を生活の根底におきながら成長し続けてほしいと思います。みなさんの幸せな人生を願っています。」と卒業生へ言葉を送りました。
その後、卒業生代表による卒業生の言葉、卒業の歌「友」を卒業生全員で合唱し、和風館に力強い歌声を響かせ、式を締めくくりました。
中学校で過ごした3年間の思い出を胸に、卒業生の更なる活躍を誓いました。
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