11月21日（土）、椙山女学園高等学校が、高知県中央東農業振興センター職員と高知県青年農業士の方々を講師に迎え、親子料理教室を開催しました。高等学校では、「食育」に力を入れており、定期的にこうした料理教室を開催しています。今回は、生産現場の様子を知り野菜に対する関心を高めるとともに、高知県農産物（特に野菜や果物）の特徴やその品質、素材を生かした調理方法を学ぶ目的で、名古屋市中央卸売場北部市場の協力を得て企画されました。前半は、青年農業士の方から、高知県産の野菜と果物の紹介の後、その生産現場の様子やそれぞれの栽培から収穫方法と栄養素について教えていただきました。後半は、親子でグループごとに分かれ、高知県産の野菜や果物を使った調理を実習。参加者たちは、野菜のおいしい時期や調理方法などを教わりながら、シシトウのベーコン巻き、ヤッコのなめ茸和え、ニラとすり身のすまし汁などを作りました。参加した生徒は、「シシトウは時期によって辛くなることを初めて知りました」「トマトの水分量が甘さに表れるということを学んで面白かった」と語り、野菜や果物に関する知識を深めていました。