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3年生が爲三郎記念館を見学しました

3年生が爲三郎記念館を見学しました

2017.01.25

 1月20日(金)5・6限に、地理歴史の選択科目「日本文化・女性史」(担当:鈴木雅子先生)で、古川美術館の分館「爲三郎記念館」(名古屋市千種区)を見学するフィールドワーク授業が行われ、履修生徒17名が参加しました。
 これは、日本文化史を学習してきた生徒が、実際に日本文化を体験することを目的に今年度初めて企画されたもので、当日は、学芸員の早川祥子さんの案内のもと、庭園と数寄屋造りの「爲春亭」を見学しました。
 山の重なりを表現した欄間があり、自然を大いに感じられる「大桐の間」や、天井のそろった木目によって、格式の高い部屋であることを感じさせる「ひさごの間」など、部屋ごとに違う印象を与える数寄屋建築。四季を活かし、自然と一体となる日本家屋の特徴が随所に見られ、生徒たちは熱心に見入っていました。また、お抹茶とお菓子をいただきながら、5本の椎の木に覆われた自然豊かな庭園の風景を楽しみました。
 参加した生徒は、「学芸員の方の解説を聞き、建具や欄間、天井などに遊び心があることに気付くことができました。」「さまざまなモノに意味が込められているのがわかりました。庭と家屋が一体となっていて素晴らしかったです。」と日本家屋の奥深さに感心した様子でした。