1月16日（土）、椙山女学園高等学校で「食育講座3　冬の野菜を使って簡単にできるあったかいシチューといよかんゼリーをつくりましょう！」を開催しました。この講座は、年4回開催し、季節ごとの旬の野菜を取り入れ、野菜の栄養成分や調理方法を学ぶ目的で行っています。
　今回は、名古屋市内で青果店を経営する大野由勝氏と渡辺正治氏、食育インストラクターの加藤光一氏を講師に迎え、あつあつのパンシチューと白菜サラダ、いよかんゼリーを作りました。冬野菜を生かすために、じゃがいも、たまねぎは使わず、れんこん、ねぎ、白菜を使用しました。さらに、ロマネスコという変わった形の野菜も使用し、生徒たちは、形を見て、はじめは苦手意識を持ったようですが、優しい味に安心感を覚えていました。講師の方からは、「白菜の一番甘い部分はどこか」、「イチゴの旬や果肉について」の話があり、生徒たちは、真剣に聞き入っていました。
　野菜の「旬」が意味するもの、「旬」の野菜をおいしく調理する方法などを学び、参加した生徒たちは、「普段買わない野菜でも、栄養成分や調理方法を知り、これから買ってみようと思った」「いつも何気なく食べている果物や野菜から新しい発見が次々とあり、とても勉強になった」「野菜を食べない県ワースト1を改善したい」などと話し、野菜や果物についての新しい知識を得るとともに、食育についても意識を高めたようです。