食育推進センターでは、本学大学生対象に料理初心者でも簡単に自分で料理が作れるように、素材の扱い方、だし汁のとり方から、焼く、揚げるなどの基本的な調理方法を学ぶ「食育料理教室」を実施しています。今回は、不足しがちな「カルシウム・鉄・食物繊維」の摂取を目指して、旬の食材と乾物を使った和食・洋食・中華料理を３回にわたって実践しました。第1回は6月6日、第2回を6月27日、第3回を7月11日に行い、25名の学生が参加しました。講師は、椙山女学園大学生活科学部の卒業生で管理栄養士の山本理江（まさえ）講師です。第１回は「Ca+Fe+センイ＆乾物で ～和食編～」をテーマに、「和風カレーライス　雑穀ごはん」他全４品に挑戦。だし汁で根菜を煮込んだ和風カレーや、鉄分を多く含むひじきを使った和風サラダを作りました。第２回は「Ca+Fe+センイ＆乾物で ～洋食編～」をテーマに、「BLTサンドイッチ」他全４品に挑戦。食物繊維の多い切り干し大根をトマトソースで洋風にアレンジしました。第３回は「Ca+Fe+センイ＆乾物で ～中華編～」をテーマに、「焼豚炒飯」他全４品に挑戦。春雨や桜えびといった乾物を活かした中華料理を学びました。食育料理教室の参加者からは、「すごく楽しく、役に立った。」「3回だけではなく、お菓子やデザート作りもやってほしい。」との感想があり、料理に親しむ良い機会となったようです。食育推進センターでは、今後も大学生向けの食育料理教室を継続して行う予定です。