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地産地消で野菜摂取量アップ!高等学校土曜講座で「JAあいちコラボ料理教室」を開催

地産地消で野菜摂取量アップ!高等学校土曜講座で「JAあいちコラボ料理教室」を開催

2018.02.20

 愛知県は農業産出額が全国7位と、有数の農産物生産県でありながら、県民の野菜摂取量は47都道府県で最下位となっています。高等学校では、2月10日(土)にJAあいち経済連の協力を得て、「あいちの野菜を知ろう!~地産地消で野菜摂取量アップ~」をテーマに料理教室を開催し、高校生33名が参加しました。
 はじめに、JAあいち経済連の野田マミ氏から、ミニトマトやスティックサラダなど、愛知県の代表的な農産物の特徴や栽培方法を学びました。糖度が高く、とても甘い愛知県産ミニトマト「あまえぎみ」には、黄・オレンジ・緑色などカラフルな種類があること、スナップエンドウの一種である豊橋産のスティックサラダは、さやごとサラダ感覚で食べられ、シャキシャキした食感が楽しめることなど、愛知県産ブランド野菜の特長を教えていただきました。
 調理実習では、高等学校の安田早希教諭(家庭科)が考案したレシピをもとに、愛知県が日本一の生産量を誇るキャベツと大葉で肉を包んだ「ロールキャベツ入りポトフ」、グリーンリーフやミニトマトなど愛知の野菜を贅沢に使った「新鮮野菜のサラダ」、「苺のレアチーズタルトパイ」の3品に挑戦しました。また、ともに調理指導にあたった家庭科教諭で食育推進センター員の岡田七重教諭も、ロールキャベツを煮込む際に、中に包まれたにんじんやかぶの甘みを引き立てる調理法を伝授。ケチャップを使わず野菜のうま味を引き出せる昆布だしを使って和風に仕上げました。食後には、愛知県で栽培されている3品種のいちご「紅ほっぺ」「章姫」「ゆめのか」を食べ比べ!生徒の人気ナンバー1は、果肉に程よい弾力があり、甘い味わいの「ゆめのか」で、品種による味わいの違いを改めて感じていました。
 参加した生徒らは、「愛知の野菜について興味が湧いた」「愛知県民がたくさん野菜を食べるよう、まず私が積極的に食べたい」など地元の農業や野菜への関心が高まった様子でした。