こども園案内

園長挨拶

子どもたちを温かく包み込む椙山のお家で…

  • 園長 小林 豊子
    椙山女学園大学附属椙山こども園
    園長 小林 豊子
平成31年4月、幼稚園と保育園の良さを併せ持った幼保連携型認定こども園椙山女学園大学附属椙山こども園が、星が丘キャンパスに誕生しました。
椙山こども園園舎の建設にあたっての基本的な考え方は、子どもたちを温かく包み込む椙山のお家です。それは、「子どもたちにとって、椙山こども園は第二のお家」になりたいと願ったことから始まりました。椙山こども園の子どもたちの教育・保育時間は保護者の就労時間等の状況により様々ですが、最大12時間もの長い時間を過ごす子どももいます。子どもたちの一日はわくわくどきどきするような知的好奇心が満たされたり、思いっきり体を使って遊んだりする時間ばかりではありません。友達と一緒にお食事をしたり、くつろいだりするホッとする時間も大切です。子どもたちの一日そして、卒園までの年月を椙山のお家で子どもたち一人ひとりの成長を見守りたいと思いました。
そして、その椙山のお家では、子どもたちに安心感を与えてくれる大人の存在も大切です。私たち職員一同、子どもたちが安心して過ごせるような雰囲気を作り出していきたいと考えています。その上で、椙山女学園の教育理念「人間になろう」に基づき、人を大切にできる、人と支え合える、自ら頑張れる人になれるように、様々な遊びや経験を積み重ねていきます。私たちは、椙山のお家で保護者の皆様と共に、子どもたちを温かく包み込んで育てていきたいと願っています。
小林 豊子
名古屋市立保育短期大学保育科(現:名古屋市立大学人文社会学部心理教育学科)卒業。
名古屋市健康福祉局(現:子ども青少年局)保育園保育士、児童家庭部保育課指導係保育士を経て、2007度から名古屋市立保育園の保育園長を歴任。この間、名古屋市保育ガイドラインワーキンググループメンバー、名古屋市保育ガイドライン―幼児編―ワーキンググループメンバーを務める。
2015年4月から椙山女学園大学附属保育園園長、2016年4月から椙山女学園大学教育学部非常勤講師(子どもの保健Ⅱ、乳児保育演習)を兼務。2019年4月から現職。
論文等:椙山女学園研究紀要「新設保育園における保育の質を確立させるための研修の試み―2歳児への生活場面の援助を事例として―(『椙山女学園大学教育学部研究紀要』vol.9』)、乳児から就学前幼児までの発達段階を見通した保育の充実―乳児専門保育園から幼稚園への円滑な接続を中心に―(『椙山人間学研究vol.11』)、室内遊びにおける保育環境の重要性(1)-1歳児の遊び場面での環境構成を考えるー(『椙山女学園大学教育学部紀要Vol.10』)